DUGA

ミラクルナイト☆第30話

水都大学キャンパス。迫水は風貌の醜さに悩み、女性との縁がない日々を送っていた。その絶望的な現実に疲れ、彼はある朝、小学生なら自分と関わってくれるかもしれないという希望を抱き、道行く少女に声をかけました。しかし、彼の姿に驚き逃げられてしまいました。社会の冷たさと自身の醜さに絶望し、迫水はベンチに座り、震える身体を抱えていました。

そんな時、学園一の美女と噂されるカオリが迫水に声をかけました。彼女の存在に心がときめきました。カオリの周りには薔薇の香りが漂っており、その香りに迫水は引き込まれました。薔薇の香りは彼にとって魅惑的で、何か特別なことを予感させました。

カオリは迫水に薬を買わないかと語りかけました。それは超人になるための薬だと言われました。価格は大学生にとっては手の届かないほど高かったが、迫水は自分の醜さを嘲ってきた女性たちへの復讐を夢見て、薬を買う決意をしました。

迫水は薬を手に入れた瞬間、運命が変わることを期待しました。彼は今までの自分を変え、醜さを嘲笑ってきた女性たちに立ち向かえる力を手に入れたのです。この薬によって、彼の人生が一変する可能性を感じていました。

この一瞬の出会いが、迫水の心に新たな希望を灯しました。彼は復讐の念に燃え、自身の醜さを乗り越える覚悟を決めたのです。未来に向けて歩み始めた迫水の心には、深い闇と同時に薔薇の香りが漂っていました。


水都公園。迫水は孤独な立ち位置にいました。周囲では女子高生たちが嬉しそうに路地裏の占師の話をしながら通り過ぎていきます。彼女たちは占師に相談した恋愛の悩みが成就したと言っています。その幸せな様子に、迫水の心には苦い嫉妬が込み上げました。

しかし、迫水は自らの運命を変えるため、腕に注射器を刺しました。すると、彼は怪物の姿であるカマドウマ男へと変身してしまいました。その瞬間、水都公園には恐怖の叫び声が響き渡りました。

女子高生たちは逃げ惑いながら、必死に身を守ろうとします。カマドウマ男は彼女たちに襲い掛かり、混乱と恐怖が広がります。迫水の内には、復讐の念と共に暗黒の渇望が渦巻いています。彼はこの力を手に入れたことで、自分自身の悲哀を他者へ向けて解き放とうとしていたのです。

水都公園に漂う絶望的な空気の中、女子高生たちは絶望的な状況から逃れようと必死に走ります。彼女たちの悲鳴が草木に響き渡り、夕陽がそれを優しく照らしています。この闇に包まれた公園で、カマドウマ男と女子高生たちの命運が交錯していくのです。


淡いイエローの光が水都公園に広がり、そこにドリームキャンディが降臨しました。カマドウマ男は小学生戦士の姿を目にした瞬間、過去に逃げられた記憶が蘇りました。彼はそのドリームキャンディに襲いかかり、負のパワーを剥き出しにしました。

しかし、ドリームキャンディはカマドウマ男の敵意に怯むことなく立ち向かいます。カマドウマ男は驚異的な瞬発力でドリームキャンディに迫り、彼女を殴りかかろうとします。しかし、その瞬間、大谷がる間に入り、ドリームキャンディを庇うのです。大谷はカマドウマ男の攻撃を受け、吹っ飛んでしまいます。

怒りに燃えるドリームキャンディは、カマドウマ男に向けて怒りのキャンディシャワーを放ちます。しかし、カマドウマ男はそれを跳ね返し、ドリームキャンディには無力さを感じさせます。迫水が長い間味わってきた心の苦しみは、お菓子の甘さで癒やされるものではなかったのです。

自分の弱さの代償として、大谷がやられてしまったことに打ちのめされ、ドリームキャンディの戦意は次第に喪失していきます。彼女は迫水の悲しみとの闘いにおいて、小学生の力だけでは限界を感じていたのです。

しかし、その時、ミラクルナイトが駆けつけました。奈理子はミラクルナイトとしての使命を果たすため、カマドウマ男の前に立ち上がったのです。水都公園には闘志と覚悟に満ちた空気が漂い、カマドウマ男とミラクルナイトの対決が始まろうとしていました。


水都公園の噴水広場に立ったミラクルナイトは、驚愕のまなざしを向けました。ドリームキャンディが敗北したかのように、呆然と立ち尽くしていました。その前方には、薄暗い悲しみに包まれたカマドウマ男が立っていました。彼は負のオーラを纏っており、噴水広場を囲む水都市民たちも彼の姿を見守っていました。

ミラクルナイトは何が起こったのかを理解しようとしましたが、その時、カマドウマ男がミラクルナイトに襲いかかりました。ミラクルナイトはミラクルウイングを広げ、跳び上がって攻撃を回避しました。しかし、驚異的なジャンプ力を持つカマドウマ男は、空中を舞うミラクルナイトの両肩を掴みました。

カマドウマ男はミラクルナイトを地面に叩きつけ、彼女は意識を失いかけました。その瞬間、ミラクルナイトはカマドウマ男の悲しみを垣間見ました。詳細は分かりませんが、彼が女性のことで苦しんでいるのかもしれない。ミラクルナイトは心の中で思いました。

「私も苦しいよ」

とミラクルナイトはカマドウマ男に言いました。彼女は両肩を押さえつけられながらも、自分の感情を伝えました。

「好きな人はいつも自分の都合で私の前に現れる。私が会いたいときには会えない。すごく辛いよ」

と。

カマドウマ男は戸惑いを浮かべながらも、ミラクルナイトから手を離しました。立ち上がったミラクルナイトは、カマドウマ男を救わなければならないと心に決めました。その時、彼女は子宮あたりから暖かい力が湧いてくるのを感じました。

心地よい温かさが全身を包み込み、ミラクルナイトは力強さを取り戻しました。彼女はカマドウマ男に対して強い使命感を抱き、彼を救うべきだと確信しました。


カマドウマ男は迷いを振り払うような雄叫びを上げ、ミラクルナイトに襲いかかりました。ミラクルナイトも迫るカマドウマ男に向かってジャンプしました。彼女は自分にはカマドウマ男を救う力があると信じていました。

空中でミラクルナイトは股を開き、膝を曲げてヒップを前に突き出しました。プリーツスカートが広がり、奈理子の白いパンツが露わになりました。そして、ミラクルヒップストライクが繰り出されました。白いパンツに覆われたミラクルナイトのヒップと太股がカマドウマ男の顔面にめり込んだのです。

華麗に舞い着地したミラクルナイトは、恥ずかしさに押されながらスカートを抑えました。一方、カマドウマ男は恍惚の表情を浮かべながら、徐々に迫水の姿に戻っていきました。水都公園は歓声に包まれました。

しかし、この勇敢な行為により迫水は警察に逮捕されました。彼の犯罪行為は重いものであり、その罪を償う必要がありました。

ミラクルナイトは迫水の逮捕を見届けながら、心の中で彼の再生を願いました。彼が自身の闇と向き合い、新たな人生を歩むことを祈っていたのです。


カマドウマ男を倒した奈理子は帰り道にライムを見かけたので追いかけました。水都公園の多目的トイレの前でライムを呼び止めた奈理子は、長い間姿を見せてくれなかったライムを責めます。奈理子の怒りに対し、ライムは冷たい目で

「またスライムで遊ばれたいのか?」

と奈理子をあざけります。この言葉に奈理子はバカにされたと感じ、怒りが湧き上がります。しかし、ライムは用がないなら帰ると言って去ろうとします。

奈理子はライムを留まらせるため恥ずかしそうに、

「スライムをお願いします」

と懇願します。面倒くさそうに見えるライムは、奈理子を多目的トイレに連れ込みます。便座に座らせられた奈理子は、スライムをかけようとするライムを制止します。制服を汚すとママに叱られるからと言い、ミラクルナイトに変身します。ライムの前では素顔でいたい奈理子はアイマスクを取り、奈理子の素顔に戻ります。

「お願いします」

と奈理子が視線を逸らして言うと、ライムは緑色のスライムを奈理子に向けて放ちます。スライムが奈理子の胸や太股などに絡みつき、心地よい感覚が奈理子を包み込みます。体温が上昇し、奈理子はスライムで全身を包まれたいと思います。しかし、奈理子が

「ライムも一緒に来て」

とねだると、ライムは

「今日は気分じゃない」

と言って去っていってしまいます。置き去りにされた奈理子は悲しみを感じますが、体にまとわりつくスライムは優しく奈理子を癒やしてくれます。

数時間後、公園の多目的トイレでスライムまみれで素顔のミラクルナイトが公園の管理人によって発見されます。奈理子は眠っていました。公園の職員に救出されながら奈理子は次にライムといつ会えるのかを思いながら、心躍る想いを胸に抱きました。

このシーンは、奈理子とライムの不思議な関係と、奈理子が素顔でありたいという願いが交錯する場面を描いています。奈理子の内なる葛藤とスライムに対する温かい感情が織り交ざり、読者は奈理子の心情に共感することでしょう。


ミラクルナイト対カマドウマ男の壮絶な戦いを収めた動画が早速動画投稿サイトにアップされました。その中でも特に注目を浴びていたのは、新技「ミラクルヒップストライク」による白いコットンパンツの露出シーンでした。市民たちは熱狂し、その反応は以下のように描写されます。

動画を観ている市民たちは、興奮と興味に満ちた表情を浮かべています。彼らは一つの画面に釘付けになり、息をのむような瞬間を共有しています。初めは驚きとともに、ミラクルナイトの勇敢さや技術に対する称賛の声が広がります。

白いコットンパンツが露わになる瞬間、会場はどよめきと歓声に包まれます。市民たちは一様に驚きつつも、その大胆さに感嘆の声を上げます。ミラクルナイトの勇気と自信に触発され、彼女の新たなる技に魅了されていくのです。

一部の人々は、この露出シーンに対して議論を巻き起こしています。彼らはその過激さを批判し、ヒーロー像との整合性を疑問視する意見を述べます。しかし、それに対しても多くの市民はミラクルナイトの勇気や力強さを賞賛し、彼女の新技によって戦いの勢いが一層高まったと喜びます。

動画投稿サイト上では、数多くのコメントやいいねが殺到し、その中には「ミラクルヒップストライク最高!」「ミラクルナイトの勇気に感動した」といった賞賛の声が溢れています。市民たちはミラクルナイトの活躍に共感し、彼女の存在が希望と勇気をもたらすことを実感しているのです。

このように、市民たちはミラクルヒップストライクに対して熱狂し、その勇気と技術に感銘を受けています。ミラクルナイトの存在は彼らに勇気と希望を与え、市民たちは彼女の活躍を支持し、彼女を新たなるヒーローとして称えていくのです。

第31話につづく)

あとがき