DUGA

ミラクルナイト☆第82話

水都中学の夏休みが過ぎ、二学期の幕が開いた。水都の守護神ミラクルナイトとして街の平和を守りながら、普通の中学3年生として日々を送る奈理子。その心には高校受験という大きな山が迫っていた。

しかし、彼女の心には戦いのみならず、学業と恋、その三つの大きな葛藤が交錯していた。それでも、奈理子は前向きにそれぞれの課題に立ち向かうことを決意していた。

そんな彼女の秘密の隠れ場所が、昼休みの校舎の屋上だった。特に、夏の激しい日差しの下、屋上はまるで自分たちだけの世界を形成しているかのように感じられた。

屋上の片隅、小さな塔屋の影で、水色襟の夏服セーラー服を着た奈理子は、ライムの上に跨っていた。彼女の瞳には、恋する乙女の純真さが宿っていた。

「制服が邪魔だね」

と、奈理子がライムの目を見つめながら言った。彼の反応を伺うように。

奈理子は、もっと肌を触れ合わせたいと思っている。

ライムは彼女の髪を優しく撫でながら、

「脱ぐか?」

と冗談混じりに提案した。奈理子は即座に

「学校でそれはダメだよ」

と拒否したが、その表情にはわずかな赤みがさした。

「パンツは脱いでいるのにな」

と、ライムは奈理子の頬を指でなぞりながら笑った。奈理子の清純の証である白いパンツは、寂しげに彼女の左足首に絡まっている

奈理子は、その言葉に少し恥ずかしそうに

「そんなこと言わないで」

と反論しつつ、ライムの胸に顔を埋めた。

奈理子の熱い吐息と汗がライムに滴り堕ちる。

夏の日差しの下、そのことなど気にする暇もなく、二人は短い昼休みの中で濃密な時を刻んでいた。


昼の静かな刻、学校の屋上ではライムとの秘密の時間が流れる。そして放課後、静謐な図書館で教科書とにらめっこ。奈理子の日常はそんなルーチンで成り立っていた。しかし、家路につくとき、水色襟のセーラー服に紺色のプリーツスカートを身に纏う清純可憐な美少女奈理子を囲むのは、街の温かい声援だった。

ミラクルナイトとしての彼女の勇敢な活躍は、水都の市民にとっての誇り。歩けば声をかけられ、子供たちの質問攻め。先日のアマチャヅル男との戦いのことや、志望校について。奈理子の進学先には皆が興味津々だった。彼女はそれを楽しむように、微笑みながら適当に答えていた。

と、その時、水都公園からの緊急放送。

「ラフレシア男出現!」

周囲の市民の視線が一斉に彼女に集まる。期待と希望を込めたその目。奈理子は軽く頷き、水都の守護神としての使命を再認識する。

恋のときめき、試験の焦燥感、そして市民を守る決意。これらが交錯する中、奈理子の青春は一瞬の休息も与えられない。しかし、彼女の眼差しは常に前を向いていた。


水都公園、都心の広大なオアシス。市民たちが日常の疲れを癒していたその芝生広場に、異様な大きさの花、ラフレシア男が姿を現した。その光景に驚く市民たち。しかし、空から現れたのは、水都を守る守護者、ミラクルナイトだった。

彼女の鮮やかな変身の瞬間、アイマスクを掲げた瞬間、光の粒子が彼女を包む。そして、地に降り立つとスカートが風に舞い、純白のパンツをチラリと覗かせる。その姿に市民たちは勇気をもらい、声を上げた。

「ミラクルナイト、頼むぞ!」

しかし、ラフレシア男は彼女の美しさに目を奪われるどころか、一歩前に出て彼女の太腿に舐めるような視線を送りつけた。

「街の平和を乱すことは私が許しません!」

ミラクルナイトは冷静に宣言し、掌から水色の光弾を放つ。それは速やかにラフレシア男に向かって飛び、彼の身体を包み込む。

しかし、ラフレシア男は彼女の攻撃を容易く避け、自身の能力を使って、周囲の空気を一瞬で腐敗の臭いで満たす。多くの市民がその臭いに圧倒されて気絶してしまう。

「待っていたぞ、奈理子。今日は俺が奈理子をたっぷりと可愛がってやるぜ」

と挑発する彼。

「ふざけないで!」

ミラクルナイトが叫びながらさらなる光弾を放つが、ラフレシア男は巧みに避けると同時に、種子をばら撒く。それは瞬時に成長し、ミラクルナイトの動きを封じるように絡みつく。

二つの力がぶつかる中、ミラクルナイトは苦戦を強いられていた。彼女の動きは次第に鈍くなり、ラフレシア男の強烈な臭気と種子の攻撃に翻弄される。そして、ついには彼女の肩を種子が捉え、地面に引きずり込もうとする。

「ミラクルナイト!」

市民たちの悲痛な叫びが公園に響き渡る。ミラクルナイトは必死に抵抗するも、敗北寸前となってしまった…。


芝生広場に鳴り響くラフレシア男の笑い。その中心には、彼の放った種子によってスカートを巻き上げられ、白いパンツを晒されたミラクルナイトの姿があった。頬を赤く染めつつ、彼女は

「あぁ…またスカートを脱がされる…」

と小さく呟いた。しかし、その期待とは裏腹に、ラフレシア男は得意げに笑って言った。

「俺は着衣派なのだ。脱がさないから安心しろ。今日は脱がさずに奈理子の体を楽しませてもらからうぜ」

その瞬間、空間に黄色い光が走り、ドリームキャンディが颯爽と登場した。彼女は、キャンディチェーンを振るうと、ミラクルナイトの足元の種子を一掃し、彼女を助けた。

「奈理子さんを苛めるのはやめなさい!」

と彼女は怒りを込めて叫んだ。

「ありがとう、ドリームキャンディ」

とミラクルナイトが声を震わせながら言った。そして、

「でも、セイクリッドウインドは…?」

ドリームキャンディは、セイクリッドウインドである凜が今日は隣町のライブハウスに出演する予定であることを知っていた。

「セイクリッドウインドは今日は来ません。」

ドリームキャンディの返答は、ミラクルナイトの心に一抹の不安を残した。風を操るセイクリッドウインドが不在で、悪臭を放つラフレシア男と戦うことの難しさを彼女は知っていた。

しかし、ドリームキャンディは勇敢にもミラクルナイトを励ました。

「私たち2人で、ラフレシア男を倒しましょう。」

ラフレシア男の目の前に、2人のヒロインが堂々と立ちふさがる。水都公園の運命は、この瞬間にかかっていた。


水都公園の静寂が一瞬で破られた。そこには、奇妙な戦いの渦が広がっていた。ドリームキャンディの華麗に舞うキャンディチェーンと、ラフレシア男の散布する危険な種子。その間で、ミラクルナイトとして奮闘する奈理子の姿があった。

ドリームキャンディが振るうキャンディチェーンは、彼女の信念のようにしなやかに動き、ラフレシア男の種子と何度も交錯する。ミラクルナイトが華麗に動くたびに、スカートが軽やかに舞い上げられ、その下の白いパンツと太腿がちらりと姿を見せる。

その美しい瞬間に、ドリームキャンディの目が何度も奪われていた。戦闘の集中力を乱すその光景。彼女の心の中で、戦闘の集中と奈理子の姿への憧れが交錯していた。最後に彼女は堪えきれず、突然の宣言を放った。

「ラフレシア男、早く奈理子さんのスカートを脱がしなさい!」

と叫ぶ。その言葉に、場の空気が張り詰めた。ミラクルナイトはドリームキャンディの方を振り向き、

「なっ…何を言ってるの…ドリームキャンディ?」

と驚きと戸惑いの入った声でミラクルナイトが問い返す。一方、ラフレシア男は得意げに

「嫌だね。奈理子にも言ったが、俺は着衣派だ!」

と応じる。

しかし、ドリームキャンディは諦めなかった。

「それならば、私が…」

と言いながら、キャンディチェーンを振るい、ミラクルナイトのスカートに向かって飛ばす。ラフレシア男もそれに対抗。

「させるか!奈理子のスカートは俺が守る!」

と叫びながら種子を放つ。

ミラクルナイトのスカートに絡みつくキャンディチェーンと種子。その真ん中で、彼女は

「いゃ…」

と困惑する表情を浮かべる。この予想外の展開の中、ドリームキャンディとラフレシア男の間で熾烈な戦いが繰り広げられていた。


水都公園の戦場が、さらに一層の緊迫感に包まれる。ミラクルナイトの華やかなスカートが、今、中心の争奪戦の的となっていた。

「やめて、ドリームキャンディ…」

と声を震わせてミラクルナイトは懇願する。彼女は純粋に仲間として信じていたドリームキャンディの行動に心からの驚きと戸惑いを隠せなかった。

ドリームキャンディは突如としてその真意を打ち明ける。

「奈理子さんが可愛い過ぎるのが悪いんです!」

彼女の目には熱が宿っていた。

ミラクルナイトは内心で、「私が可愛いいことの何がいけないの?」と思ったものの、彼女は控え目で可憐なヒロインであり続けることを誓っていた。その言葉は決して口に出さなかった。

戦いは激化し、遂にドリームキャンディのキャンディチェーンがミラクルナイトのスカートを剥ぎ取る。

その瞬間、奈理子の清純の証である純白のパンツの全てが明らかにされた。ラフレシア男はそれを目撃。彼は奈理子の可憐なパンチラをじっくりと楽しみたかったのだ。その機会を奪われた彼は、怒りの深い咆哮を上げた。

「許さん!」

と叫びながら、彼はドリームキャンディに向けて強烈な臭気を放ってきた。彼女はその異臭に圧倒され、

「臭ッ」

と声を上げてしまう。あっという間に、ドリームキャンディはラフレシア男の種子に捕らえられ、巨大な花の中に飲み込まれていった。


水都公園の中央、そこに立っていたのは、ラフレシア男と、彼に立ち向かうミラクルナイトだけだった。ラフレシア男の手には、彼の悪しき力で飲み込まれてしまったドリームキャンディの姿がない。その事実に、ミラクルナイトは悲痛な叫び声をあげる。

「ドリームキャンディを返して!」

ミラクルナイトの声が公園に響き渡った。

ラフレシア男はにっこりと笑みを浮かべながら、

「邪魔なガキは消えた。これからは俺たち2人だけの時間だ」

と得意気に語り、ミラクルナイトはその脅威の前で、白いパンツを両手で守るように隠して身を縮めた。しかし彼女の目には、怯えつつも決意を固めたミラクルナイト。

ラフレシア男が種子を放つと、ミラクルナイトは直ちに

「フェアリーシールド!」

と叫び、美しい水色の光で自身を守る水色の光を展開させた。その強力な光は、それにより、ラフレシア男の放った種子の攻撃を阻むことができた。

「なかなかやるじゃないか。でも、その光の中でいつまで耐えるつもりだ?」

とラフレシア男が嘲笑する。

ミラクルナイトの心の中は混乱していた。フェアリーシールドを展開している間、攻撃は一切できない。ドリームキャンディを助けるため、彼女は自らの身を犠牲にする覚悟を固める。

ミラクルナイトは目を閉じて息を吸い込む。

「私のことは好きにしていいから、ドリームキャンディを解放して…」

彼女の声は切なく、ラフレシア男は陰湿な笑みへを浮かべ、

「それならその光を解け」

と迫った。

ミラクルナイトはシールドを解いた。その瞬間、ラフレシア男の種子は彼女のブラウスとショーツの中に進入し始めた。ブラウスの中のブラがずり上げられ、奈理子の小さい胸を種子が弄ぶ。ショーツの中でも同じように種子がモゾモゾと蠢いている。

涙を流し羞恥に耐えるミラクルナイト。彼女は抵抗することなく、その事態を受け入れた。それを見て、ラフレシア男は満足そうに

「よかろう。小煩いガキは返してやる」

と宣言し、ドリームキャンディを放出した。

ドリームキャンディが目を覚ましたとき、ドリームキャンディの目に映ったのは、友人ミラクルナイトが、ラフレシア男の手により玩具と化してしまった姿だった。その姿は彼女の知るミラクルナイトとは異なり、ラフレシア男の力により完全に支配されている様子だった。ドリームキャンディは悲しみと驚愕に打ちのめされるが、それでもミラクルナイトを助けるための勇気を湧き立たせた。


水都公園の芝生広場は、魔の花園のような不気味な雰囲気に包まれていた。ミラクルナイト、かつての華麗なるヒロインは、今、ラフレシア男の放つ種子に身体を拘束され、一筋の涎を垂らすほどの恍惚に身を任せていた。奈理子の清純を守る最後の砦である白いショーツはクロッチはずらされ、種子は奈理子の中に侵入している。

その姿は美しく、惹きつけられるような魅力があったため、戦いを遠くから眺めていた市民たちも、その美しい姿に見とれてしまっていた。

しかし、その状況に絶望感を隠せない者もいた。それは、ミラクルナイトと共に戦ってきたドリームキャンディだった。

「奈理子さん、しっかりしてください!」

と、彼女の本名を叫んでも、ミラクルナイトは何の反応も示さなかった。その様子を見て、ラフレシア男は得意げに言った。

「奈理子は、お前を助けるために、自ら俺の玩具としての運命を選んだんだ。」

ドリームキャンディは、ラフレシア男の言葉を聞きながら、自己責任の感情に苛まれた。しかし、その感情は次第に怒りへと変わっていった。

「奈理子さんにこんな酷いことをするのは、私が絶対に許さない!」

と、彼女は怒りに震える声で叫んだ。

ラフレシア男は一瞬、ドリームキャンディの決意を感じ取ったかのように、驚いた表情を見せるが、すぐに再び嘲笑いを浮かべた。

「ほら、奈理子は喜んでいるぞ」

と、彼は放心状態のミラクルナイトを指差す。その瞬間、奈理子の二つの穴から種子が抜けると大切な箇所から不思議な透明な液体が飛び散った。彼女の体はガクガクと震えている

その時、ドリームキャンディの手にはキャンディチェーンが握られていた。彼女は、そのチェーンを振りかざし、ラフレシア男へと繰り出す。しかし、彼はそれを簡単に避けた。

「奈理子、ドリームキャンディにお仕置きをしてやれ」

と、彼は冷たく命じた。

ミラクルナイトのアイマスクの中には、かつての彼女の力と意志が戻ってきた光が宿っていた。彼女は、自分を制御する種子の力を断ち切ることができるのだろうか?それとも、ドリームキャンディとの戦いが始まるのだろうか?公園の空気は一層、緊迫した雰囲気に包まれていった。


水都公園の風が冷たく感じられる中、ミラクルナイトとドリームキャンディの間に緊迫した空気が流れていた。ミラクルナイト、奈理子の清純さを象徴するはずの白いパンツは、まるで潮を吹いたような状態で濡れていた。ドリームキャンディの目は、その姿に微かな痛みと哀悼の色を帯び、彼女の唇から

「奈理子さん…」

と悲し気な声が小さく漏れた。

だが、この状況はドリームキャンディにとって実は好都合だった。これまでに何度か、敵の手によって操られたミラクルナイトとの戦いを経験していたからだ。そのたびに彼女は感じていた。ミラクルナイト、その名の持つ輝きとは裏腹に、戦場での彼女は弱すぎる。ラフレシア男から彼女を引き離したこの状況に、ドリームキャンディは内心、満足していた。

彼女は瞳をゆっくりと閉じ、

「奈理子さん、こんな姿になったのは私を守るため…ごめんなさい」

と囁いた。しかし、ミラクルナイトは彼女に猛然と襲い掛かる。

「えい!」

という叫びとともに放たれたハイキック。その一瞬、大股に開かれた奈理子の白いパンツから水の飛沫が舞った。

このクロッチの向こうにある奈理子のを思い浮かべながら、ドリームキャンディは軽やかにそれを避け、ミラクルナイトの彼女の左足を掬い上げて、尻餅をつかせた。

「きゃっ」

と声を上げたミラクルナイトは、ドリームキャンディに容易に制圧されてしまった。

ドリームキャンディは、ミラクルナイトの象徴である白いリボンを掴み彼女を立ち上がらせる。その瞳には、戦う意志の残滓も感じられなかった。

「奈理子さん、少し眠っててくださいね」

と優しい声で囁き、そして、突如、彼女の頬に強烈な平手を放った。その衝撃でミラクルナイトは意識を失った。

一連の出来事に、ラフレシア男は驚愕の表情を浮かべていた。その眼前に立つドリームキャンディは、彼をじっと見据えながら冷静に告げた。

「さあ、次はあなたの番よ。」

公園の静寂は、今、新たな戦いの序章を迎えようとしていた。


静寂の中、ラフレシア男は驚きの色を隠し切れずに呟いた。

「まさか、ここまで弱いとは…」

彼の声は町の隅々まで届くかのようだった。確かにミラクルナイトは、弱いという評価が定着していたが、それでもクワガタ男やアマチャヅル男という名の強敵たちを打ち破ってきた。ラフレシア男自身、彼女がもう少しドリームキャンディと争えると考えていた。

しかし、ドリームキャンディは優越感溢れる表情で反論した。

「あなたに一つ教えてあげる。奈理子さんの力の源は、この街を守るという純粋な心と、彼女を愛してやまない人々の熱い想いから。しかし、敵の手によって操られてしまった奈理子さんは、ただのか弱い美少女でしかないのよ。」

その言葉に、町の広場に集まっていた人々から歓声が上がった。そして、ミラクルナイトを目覚めさせるために彼らの口から同時に「奈理子!」というコールが始まった。

だが、ラフレシア男はそんな熱気を一蹴するように宣言した。

「奈理子がどうなろうと、お前は私の敵ではない!」

彼の体から突如として強烈な臭気が放たれた。ドリームキャンディはキャンディチェーンを素早く振り回し、その臭気を払いのけたが、この状況での反撃は難しい。彼女の心の中で迷いが生まれていたその時、広場の中心でミラクルナイトの体が水色の光に包まれ始めた。

「奈理子、奈理子!」というコールがますます力強くなり、ドリームキャンディもその大合唱に合わせて

「奈理子さん、強くぶったことは謝るから起きてください!」

と叫ぶと、ついにミラクルナイトが目を覚ました。

街の希望として、そしてドリームキャンディの戦友として、彼女は再びその場に立ち上がった。


市民たちの期待に応えて、ミラクルナイトは堂々と立ち上がった。しかし、彼女の頬には一筋の恥ずかしさが伺えた。

「よくも私の体を…」

と言いかけたが、彼女の声は途中で震え、言葉を続けることができなかった。

「ドリームキャンディを助けるためなら、体を好きにしてもいいと言ったのは奈理子、お前の方だろう!」

と、ラフレシア男が続ける。その言葉に、ミラクルナイトは答えようとしてもできなかった。彼女は正義のヒロイン。嘘はつけない。

「奈理子さん、あんなに酷いことされたんですよ!お尻まで…」

とドリームキャンディが声を張り上げた。

「お前のせいであんなことになったのだろ!」

ラフレシア男はドリームキャンディの怒りを無視して彼女を非難した。

しかし、ドリームキャンディは揺るがなかった。

「とにかく、この街の平和のため、ラフレシア男を倒さなければならないいんです!」

彼女はミラクルナイトの目を真っ直ぐに見つめた。

「そうね…」

ミラクルナイトはつぶやくように言った。この街の平和のため、そして自分自身のため、彼女は戦わなければならない。彼女の心には、徐々に怒りの炎が燃え上がっていった。

「これでも喰らいなさい!」

突然、彼女の掌から放たれる水色の光弾が、ラフレシア男に向かって飛んでいった。彼は種子を放とうとしたが、ミラクルナイトはその動きを先読みし、美しくミラクルウイングを広げて空に舞い上がった。空から見下ろす彼女の姿に、ラフレシア男は心の中で少し残念がっていた。奈理子の白いパンツはスカートがあればもっと輝くはずだと。

そんな彼にドリームキャンディがキャンディチェーンを放ち、彼を縛り上げた。そして、急降下するミラクルナイトの足には水色の輝きが。

ミラクルキーック!」

と叫びながら、ミラクルナイトのキックがラフレシア男の巨大な花を打ち破った。続けざまに、

「キャンディシャワー!」

という声と共にドリームキャンディの放った虹色の光線が彼に突き刺さり、その光の中、ラフレシア男は消えていった。

市民たちの間には、静寂が広がっていた。しかし、その静寂はすぐに歓声と拍手に変わった。街の平和は、再び守られたのだ。


市民の熱い祝福の中、ドリームキャンディは繊細な心情を顔に浮かべながら、ミラクルナイトに向かって言った。

「スカートを脱がしたこと、そしてあのビンタ…本当にごめんなさい。」

ミラクルナイトの瞳が微かに震えた。

「どうして、私のスカートを脱がしたの?」

その声は静かで、しかし深い疑問を秘めていた。

ドリームキャンディの視線は、一瞬、奈理子の濡れた白いパンツに留まった。

「奈理子さんのスカートの中から…その白さが眩し過ぎて。」

言葉を受けて、ミラクルナイトは一瞬の動揺を隠せず、変身を解除した。水都中学の制服であるセーラー服姿の奈理子としての姿に戻ると、彼女の表情は一層複雑になった。制服スカートの下のパンツが濡れたままで気持ち悪い。

「ごめんなさい。ミラクルナイトのコスチュームには下着がないから私のパンツで戦うしかないの…」

恥じらいを隠せずに、彼女は頬を赤らめて目を伏せた。

その瞬間、二人の間に微妙な空気が流れた。ドリームキャンディはそれを打破するように言った。

「最近はスカートを履いていない奈理子さんと一緒に戦うことが多かったから、今日は少し気になっただけです」

奈理子は、恥ずかしさと悔しさに耐えられず顔を背ける。

「ごめんね…弱いくせにこんなことまで気を使わせてしまって…」

と呟いた。

夕日に照らされて美しい横顔をドリームキャンディに見せつけるように強く目を閉じた奈理子。彼女の頬を涙が伝い、何かを思いつめたように唇を噛みしめている。ドリームキャンディは、この可憐な美少女奈理子を守りたいと強く思った。

ドリームキャンディの顔には温かい微笑みが浮かび、彼女は奈理子の手を握りしめた。

「そんなことはないです!今日も奈理子さんがいなければ勝つことができなかったし、これからも一緒に頑張りましょう!」

奈理子は微笑みながら頷いた。そして、市民たちの温かい拍手が、二人の絆を祝福するように響き渡った。

第83話へつづく)

あとがき