ミラクルナイト☆第179話あとがき
ミラクルナイト第179話のあとがきです。
怪人のモチーフになりそうな動植物は大体使ってしまったので、毎回、次の怪人に頭を悩ませているところです。次の怪人をChatGPTに決めさせると、過去に登場した怪人を当然のように提案し ...
ミラクルナイト☆第179話
夜。
水都を見下ろす高層ホテルの一室。
黒曜石のように輝く大理石の床、窓の外には遠く水都公園のライトアップが微かに光っている。
その部屋の中央――
流れるような動きで脚を組んで座る男の姿。 ...
ミラクルナイト☆第178話
午後五時。
夏の陽が傾き、校舎の影が少しずつ長くなっていく。
蝉の声が遠くで鳴き始める頃、水都中学の裏庭にはふたりの姿があった。
「……で、なんで校門じゃなくて裏庭に呼び出したわけ?」
不機嫌そ ...
ミルキーナイト~胡桃・21歳~☆第16章「裏切りの温もり、誓いの決闘」
──私は、ここでしか満たされない。
薄暗い客室。障子越しに湯けむりが揺れ、淡い月明かりが白い肌を撫でる。
「胡桃、もっとこっちに来なよ」
低く甘い声に誘われるまま、胡桃は浴衣の帯を緩めた。 ...
ミルキーナイト~胡桃・21歳~☆第15章「夜風、熱しやすく冷めやすく」
鄙比田温泉郷。 古びた木造旅館が軒を連ねるその地で、一軒だけ小洒落た宿があった。 「つづれ湯本亭」。明治の面影を残す数寄屋造りの外観とは裏腹に、館内は和モダンの空気に包まれている。
胡桃はその玄関に、ぽつんと立って ...
ミルキーナイト~胡桃・21歳~☆第14章「仮面の呼び声」
夕暮れの鄙野。 商店街の裏通りに、倒れ伏す魔物の残骸が転がっていた。
「……やったな」
「……ま、当然でしょ」
ミルキーナイトとプリティ・ストーム、ふたりの少女が並び立つ。 魔物の撃退は ...
ミルキーナイト~胡桃・21歳~☆第13章「帰還、そして風の名は」
鏡の中の自分は、ひどく痩せて見えた。
青ざめた頬、泣きはらしたような目、肩でずり落ちかけた戦衣。
胡桃は、敗北を重ねていた。
コマリシャスとタンポポタイの残した魔物たちは、夜な夜な町に現れ、 ...
ミルキーナイト~胡桃・21歳~☆第12章「風は、再び」
空は晴れていた。けれど、胡桃の心は曇っていた。
「ミルキー・シュート!」
無数の光弾が、町はずれの斜面に群がっていた小型魔物を一掃する。その光の中心に立つミルキーナイトの表情は、冷たい。
「…… ...
ミルキーナイト~胡桃・21歳~☆第11章「別れと覚醒」
朝焼けの色は、あまりに優しくて、残酷だった。
胡桃は、裸のままベッドの上でシーツに包まりながら、隣で眠るレオの寝息を聞いていた。
「……こんな朝があるなんて、思ってなかった」
誰にも言えなかっ ...
ミラクルナイト第177話あとがき
ミラクルナイト第177話のあとがきです。
第176話後編から新しいスレッドを立ててやっています。第176話の前に世界観とキャラの設定を伝えています。奈理子、寧々、凜を紹介したあと、ミラクルナイトの説明をしてみると… ...
ミラクルナイト☆第177話
夏の夕暮れ。
淡い光が運河の水面に反射し、波間がキラキラと揺れている。
水都公園の橋の下、その木陰は外の喧騒から逃れたような穏やかな場所だった。
「ねえ、ライム……誰にも見られてないよね……?」 ...
ミラクルナイト☆第176話・後編
夕暮れの空が朱に染まり、噴水の水音が緊張をはらんで広場に響く。カエル女=ファンユイ・チュンは長い脚を交差させるように踏み出し、黒と緑のチャイナスーツをひらりと揺らした。光沢ある布の隙間から覗く、鋼のように鍛え上げられた肉体が観衆の視線 ...
