ミラクルナイト☆第116話
新年の午後、水都の街は節目の喜びで賑わっていた。特に水都神社は、新しい年を迎えるために集まった多くの人々で溢れかえっている。参道にはずらりと出店が並び、子供たちの笑顔、カップルの甘い囁き、そして色鮮やかな振り袖を身に纏った女性たちが、 ...
ミラクルナイト☆第115話
「うっずまっきさん!」と、渦巻きのような声が空気を切り裂いた。声の主はポインセチア女の赤井緑、彼女の声に応えるのは渦巻、組織の策略家だ。
「何ですか、緑さん?」
と渦巻が問いかけると、緑は朗らかに答えた。
ミラクルナイト☆第114話
水都第一小学校の六年三組では、終業式の日も特別なざわめきがあった。二学期の終わりと共に迎える冬休み。しかし、六年生にとってはまだ重要な任務が残っている。毎年恒例の「年末チャリティーコンサート」の準備が、これから本格化するのだ。学級委員 ...
ミラクルナイト☆第113話
冬の訪れと共に水都市はクリスマスの光に包まれていた。街中の至る所に設置されたイルミネーションが輝き、暖かな雰囲気を演出していた。そんな中、商店街では毎年恒例となっているクリスマスツリーの準備が着々と進められており、その点灯式の主役に選 ...
ミラクルナイト☆第112話
十二月、クリスマスシーズンの水都市は華やかなイルミネーションで飾られ、街中が祝祭ムードに満ち溢れていた。寧々は学校での日常生活を送りつつ、商店街のクリスマスの様子に心を躍らせていた。
ある日、学校の帰り道、寧々は地域の幼い ...
ミラクルナイト☆第111話
水都は新たな危機に直面していた。市民が突如凶暴化するという異常事態が発生しており、水都第一小学校六年3組の学級委員長である寧々は、敵の仕業と確信し、放課後に街をパトロールしていた。
寧々の後ろを勝手についてきた同級生の隆が ...
ミラクルナイト☆第110話
放課後、小学六年生の寧々は、水都神社で巫女を務める大学四年生の凜に光る植物の話をするために神社へ向かった。しかし、凜は不在で、他の巫女さんから卒論提出間際である凜は午後はほとんど神社にいないと聞かされた。寧々が帰ろうとした時、巫女さん ...
ミラクルナイト☆第108話
深夜、ワンピースのパジャマに身を包んだ奈理子は、ベッドに横たわりながらも目を閉じることができなかった。隣の部屋で眠る弟の隆の安らかな寝息が、静寂を切り裂く。そんな夜、奈理子はスマートフォンで動画を眺める。水都の守護神ミラクルナイトとし ...
ミラクルナイト☆第107話
御祖紗理奈は、隣県の鄙野から水都に戻ってきたばかりだった。彼女の任務は、鄙野の若者をスカウトして、水都製薬の子会社に連れてくることであった。田舎の鄙野には、都会の水都に憧れる若者が多く、人材集めは比較的容易だった。
紗理奈 ...
ミラクルナイト☆第103話
朝の水都中学校、門前は登校する生徒たちの賑やかな声で溢れていた。そこに、突然吹き荒れる風が女子生徒たちを襲い、一つまた一つと紺色のスカートが舞い上がった。しかし、次々と舞い上がる紺色のスカートの下に現れたのは体操服の紺色のハーフパンツ ...
ミラクルナイト☆第100話
水都中学の昼休み、屋上にたどり着いた奈理子は、ライムの姿を目の当たりにするなり、心の奥からこみ上げてくる涙を抑えきれずに崩れ落ちた。彼女を苛むのは、カニカゲロウに敗北した屈辱よりも、その怪人にキスを奪われた悔しさだった。涙声で ...
ミラクルナイト☆第99話
ライムが教授のアジトに足を踏み入れると、異様な空気に包まれた部屋が彼を出迎えた。ソファーに凭れる教授の左右には二人の白パンツブラックナイトが寄り添っていた。ピンクパンツブラックナイトがライムにお茶を運びながら、緊張感が漂う部屋の中でラ ...
