ミラクルナイト☆第60話
暗い、煙たいアジトの奥で、タコ男の異常な欲望が炸裂していた。ブラックナイトは慚愧の色を顔に浮かべ、四つん這いになっていた。タコ男はブラックナイトを後ろから責める。彼女の左足には、白いショーツが軽やかに絡まっている。アジトの隅には、もう ...
ミラクルナイト☆第59話
水都中学校の体育倉庫、その暗く冷たい床で気を失っていたミラクルナイト、あるいはその日常の名前、奈理子。彼女が目を覚ましたとき、自分の姿が全てを物語っていた。
そして、その事実はインターネット上で広がっていた。モザイクを通し ...
ミラクルナイト☆第57話
土曜日の午後、水都タワー前広場は人で溢れていた。人々が集まったのは、数量限定の抱き枕の販売イベント。その主役とも言える人物、奈理子がステージに立っていた。
奈理子バージョンとミラクルナイトバージョンの2種類の抱き枕、そのど ...
ミラクルナイト☆第56話
水都中学の校舎が淡い日の光を受け、その静けさが奈理子の心を余計に痛めつけた。彼女は独り、窓辺に立っていた。学級の笑い声や友達の談笑、それらは遠く遠くから響いてくる音のように感じた。視線を落とし、外の風景を眺めていたが、眼前にはあの日、 ...
ミラクルナイト☆第55話
深い闇が静寂を破るように照明が煌めく、意味ありげな荘厳な部屋。広大な天井は美しいステンドグラスで覆われ、壁は極彩色のタペストリーで飾られ、どこか異次元の支配者を思わせる。部屋の主、勅使河原は一部始終を静観していた。
「タマ ...
ミラクルナイト☆第54話
6月になり、初夏の陽光が教室を柔らかく照らしていた。奈理子も他の生徒たちと同じ水色の襟付き半袖セーラー服を身にまとっていた。そのスカートは紺色で、薄い生地が涼しさを象徴していた。しかし、彼女の表情は明るい制服とは対照的に、どこか曇って ...
ミラクルナイト☆第49話
「そこでお寝んねしている”お漏らしナイト”よりは、まだ強そうだな。」
ザリガニ男は冷ややかに言い放った。
「奈理子さんをバカにしないで!」
怒りに震える寧々――ドリームキャン ...
ミラクルナイト☆第45話
放課後、水都公園内の運河に架かる橋の下に座る奈理子は、後ろからライムに優しく抱きしめられていました。遊歩道には人が行き交っていますが、平日の夕方は橋の下に降りてくる人はあまりいません。
奈理子の今日のショーツは白でした。ラ ...
ミラクルナイト☆第44話
水都第一小学校6年3組の教室。そこでは、寧々が隆と引き続き同じクラスで過ごしていた。寧々は奈理子に対して特別な感情を抱いていたが、奈理子自身は寧々を単なる弟の友達としか見ていなかった。
寧々はドリームキャンディとして奈理子 ...
ミラクルナイト☆第43話
売れない地下アイドルの凜は市民たちと一緒にミラクルナイトとタケノコ男の壮絶な戦いを見つめていました。彼女はこれまで動画配信サイトでしかミラクルナイトの姿を見たことがなく、生での戦いを目撃するのは初めてのことでした。凜は、奈理子が市民の ...
ミラクルナイト☆第42話
水都市内の高級ホテルの一室で、凜は勅使河原に抱かれていた。彼らは最近、ホテルで待ち合わせをして密会し、終わると別れるというパターンを繰り返していた。凜は思い返しながら、最後に二人でデートをしたのはいつだったか考えていた。
...
ミラクルナイト☆第40話
凜は清流大学の3年生だった。彼女は1年生の頃から地下アイドルとして水都のライブハウスで活動していた。地道な努力とアイドルグループとしての活動により、一定のファンを獲得していた。
しかし、水都の街に怪人とミラクルナイトが現れ ...
