ミラクルナイト☆第58話
威風堂々とした勅使河原の執務室。深い皺を刻んだ彼の顔は、ただいまとの報告を受けたことで、一層険しい表情を浮かべていた。ハンミョウ男、その異常な瞬発力と捕食者としての優れた能力を持つ男が敗れたとの報告は、彼にとって予期せぬ出来事だった。 ...
ミラクルナイト☆第57話
土曜日の午後、水都タワー前広場は人で溢れていた。人々が集まったのは、数量限定の抱き枕の販売イベント。その主役とも言える人物、奈理子がステージに立っていた。
奈理子バージョンとミラクルナイトバージョンの2種類の抱き枕、そのど ...
ミラクルナイト☆第56話
水都中学の校舎が淡い日の光を受け、その静けさが奈理子の心を余計に痛めつけた。彼女は独り、窓辺に立っていた。学級の笑い声や友達の談笑、それらは遠く遠くから響いてくる音のように感じた。視線を落とし、外の風景を眺めていたが、眼前にはあの日、 ...
ミラクルナイト☆第55話
深い闇が静寂を破るように照明が煌めく、意味ありげな荘厳な部屋。広大な天井は美しいステンドグラスで覆われ、壁は極彩色のタペストリーで飾られ、どこか異次元の支配者を思わせる。部屋の主、勅使河原は一部始終を静観していた。
「タマ ...
ミラクルナイト☆第54話
6月になり、初夏の陽光が教室を柔らかく照らしていた。奈理子も他の生徒たちと同じ水色の襟付き半袖セーラー服を身にまとっていた。そのスカートは紺色で、薄い生地が涼しさを象徴していた。しかし、彼女の表情は明るい制服とは対照的に、どこか曇って ...
ミラクルナイト☆第53話
リング上で無残な姿を晒しているミラクルナイト。彼女は、まんぐり返しの体勢のまま静かに眠っていた。その上を向いた股間を、カブトムシ男が白いパンツ越しにゆっくりと撫でる。湿ってはいたが、失禁はしていないことを確認すると、
「お ...
ミラクルナイト☆第52話
水都タワー前広場。そこには無数の観客が集まっていて、彼らの目が一点に集まっていた。その一点とは、ワンピース姿の奈理子だった。奈理子の姿を見つけた観客たちは驚きと興奮を隠せずに、どよめきが広場に広がっていった。
奈理子はその ...
ミラクルナイト☆第51話
水都大学のキャンパス内に特設されたリングでは、大歓声が響き渡っていた。水都学生プロレス連合(SGPR)の王者として、10度目の防衛を勝ち取った鉄山は、その栄光に浸りながら、誇らしげに花道を後にした。その顔は疲労とともに、紛れもない勝者 ...
ミラクルナイト☆第50話
昼休み、水都中学の校舎の屋上にある塔屋の上。時刻はいつものとおり、場所もいつものとおり。奈理子はライムに抱かれていた。本来は、生徒たちの立ち入りが禁止されているこの場所。水都の街を守るミラクルナイトでありながら、ライムとの特別な時間の ...
ミラクルナイト☆第47話
寧々は小学6年生の女の子で、ドリームキャンディとして水都の街を守る一方で、大学生の大谷という頼りになるパートナーがいました。しかし、最近は大学の忙しさにより、ふたりはあまり会うことができませんでした。それでも、寧々は大谷のサポートがな ...
ミラクルナイト☆第46話
奈理子は中学3年生の女の子でありながら、ミラクルナイトとして水都の平和を守る、街のアイドル的存在でした。彼女は日々戦いながら、年下の彼氏に可愛がられ、勉強もそれなりに頑張っている普通の中学生です。しかし、そんな彼女にも一つだけ大きな悩 ...
ミラクルナイト☆第45話
放課後、水都公園内の運河に架かる橋の下に座る奈理子は、後ろからライムに優しく抱きしめられていました。遊歩道には人が行き交っていますが、平日の夕方は橋の下に降りてくる人はあまりいません。
奈理子の今日のショーツは白でした。ラ ...
